論理性と言語力

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サンマーク出版から出ている『英語は絶対、勉強するな!』(チョン チャンヨン著)を読みました。韓国では100万部を超えるベストセラーとなった英語学習のハウツー本で、日本でも2001年1月に初版が刊行され、国内でシリーズ累計80万部を売り上げ話題となりました。


「言語の習得は、幼児が言葉を覚える過程のように繰り返し何度も何度も聞き、話し、または口に出して読み、書きながら身につけていく方法が一番の近道だ」というのが著者の持論です。単語、述語、文法や読解中心の従来の学習法では短期記憶に頼ってしまい、本当の意味で英語を身につけることができないのかも知れません。
読み書きを重視するよりも、「よくしゃべること」が論理性と言語力を育てる、英語学習において不可欠な要素です。言語習得における最終的な到達点としては「外国語で考え、外国語で話す」ようになるのが理想ですからね。

この本に書かれている革新的な学習法のノウハウについては賛否両論ありますが、以下のサイトでその実効性について考察されていますので、これから始めようという方には是非一読をお勧めします。

All About - 英語漬けになるだけで英語が出来るようになる?

しかし内容以上に私が興味深かったのは、韓国人の筆者から見た当時の韓国の様子や様々な問題点が書かれたくだりです。韓国と欧米諸国との国民性や歴史、文化、政治、慣習との比較から始まり、英語学習の障害となっている自国の国民性、教育の批判が痛烈にされています。
隣国である日本の国民性や歴史などについては不自然な程触れられていませんが、翻訳時にカットでもされたのでしょうか(笑)

ともあれ、英語学習とはあまり関連がないのですが、文中に気になる一文を見つけたので個人的な興味で転記しておきます。

話題の貧困は知識の貧困、経験の貧困、感情の貧困を意味し、口下手の原因は不透明な思考にある。沈黙は話の準備期間であり、休憩時間であり、また、愚者が対面を保つ期間である

講談社を興した野間清治氏の記した『野間語録』の中にも、「会議中の沈黙は罪悪だ」という一節がありますが、何か相通ずる部分がありますね。
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