日本語の乱れと英語の丁寧表現

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ここ数年社会問題にもなっている日本語の乱れ。
例えば、よく飲食店などで耳にする「…以上でよろしかったでしょうか?」という言い方などは、マスコミなどでもしばしば指摘されています。ちなみに日本語としての正しい表現は「よろしいでしょうか」です。

ところが最近、英会話スクールのクラスメイトから借りた大西泰斗氏の『ネイティブスピーカーの英文法絶対基礎力』を読んでいてふとあることに気付きました。
大西氏は著書の中で「英語は時間の距離感を巧みに使って相手に丁寧な語感を伝える」と述べています。



例えば助動詞を見てみると、
Will(Can) you ではなく
Would(Could) you open the window?(窓を開けていただけますか?)
と過去形にすることによって丁寧な表現になります。

直訳すれば、
「窓を開けていただく意思がおありだったでしょうか?(窓を開けていただけませんでしたでしょうか?)」
「窓を開けていただくことは可能だったでしょうか?」

英語圏の人々にとって丁寧さの本質とは表現に時間の距離をとること、つまり過去形を使うことにある訳です。

I hoped you would help me.(お手伝い願えるとよかったのですが?)
How many days did you wish to stay, sir?(何泊のご予定でございましたでしょうか?)
How many tickets did you want?(何枚ご所望でしたでしょうか?)

すでに日本では、外来語であるカタカナ英語が日本語として広く普及しています。とすれば、過去の距離感を巧みに使う英語の丁寧表現の感覚が、違和感なく日本に定着する日が来るのかもしれませんね。
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