7つの習慣-スティーブン・R・コヴィー

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7つの習慣』は1996年にスティーブン・R・コヴィーによって書かれた本で、37ヶ国語に翻訳され1500万人以上の人々に読まれたベストセラーです。
「社会的に成功したい」「充実した人生を送りたい」「人間関係に悩んでいる」「今の自分を変えたい」「人生をやり直したい」「仕事がなくなったらどうしよう」などといった人間の普遍的な望みや悩み、生活の不安を解決へと導き、人としてどうあるべきか、老若男女を問わず考え方や生き方の指針になる名著です。


チーフ・エグゼクティブ・マガジン誌『20世紀にもっとも影響を与えた2大ビジネス書』のひとつに、また2008年のプレジデント誌『どの本&著者が一番役立つか』という特集の1位にも選ばれています。

これら『7つの習慣』を応用した「フランクリン・プランナー」というシステム手帳は有名ですね。
自分自身の価値観や役割に基づいた目標を設定し、それらの優先順位を意識して日々の行動に落とし込むことで、目標を計画的に達成できるように設計されています。
(ただ少し高価でかさばるので、私の場合はこれを参考にExcelで自作したオリジナルのスケジュール表を使っています。)

【フランクリン・プランナー トライアルセット】

また、自立した人間同士が目的意識を持って目標に取り組むという『7つの習慣』の考え方は、企業研修はもちろん、いくつかの学習塾でも取り入れられています。



【目次】

第一部 パラダイムと原則について
 インサイド・アウト(内から外へ)
 人生の扉を開く「7つの習慣」

第二部 私的成功
 第一の習慣 主体性を発揮する(自己責任の原則)
 第二の習慣 目的を持って始める(自己リーダーシップの原則)
 第三の習慣 重要事項を優先する(自己管理の原則)

第三部 公的成功
 相互依存のパラダイム
 第四の習慣 Win-Winを考える(人間関係におけるリーダーシップの原則)
 第五の習慣 理解してから理解される(感情移入のコミュニケーションの原則)
 第六の習慣 相乗効果を発揮する(創造的な協力の原則)

第四部 再新再生
 第七の習慣 刃を研ぐ(バランスのとれた自己再新再生の原則)
 再びインサイド・アウト

※以下は個人的な覚え書きです。


■第一部 パラダイムと原則について
インサイド・アウト(自分の内面から外の世界へ)

・正しい生き方なくして真の成功はあり得ない
・人生における真の成功とは「優れた人格」を持つこと

【パラダイムとパラダイム転換】
・人が物を見るときには、ある種のレンズ(先入観)のような物『パラダイム』が存在し、それが人の認識、理解、解釈、行動、態度を決めている。従って、そのパラダイムを転換させることにより今後の自分の生き方を大きく変えることができる
・人は周囲から植え付けられてきたパラダイムを疑うことはめったになく、物事は「こうだ」「こうあるべきだ」と思い込んでいる(例:「法がなぜ正しいのか。法は天意に則った時にのみ正しい」-蒼天航路より)
・人は自分のパラダイムと合わない人間をなかなか受け入れないが、自分のパラダイムが正しくて他人のパラダイムが間違っているとは限らない(民族間紛争、宗教的対立など)
・パラダイム転換とは「ああ、なるほど」と違った解釈で物事や相手を見られるようになる瞬間で、ものの見方に著しい変化を起こし状況を大きく改善する

【原則中心のパラダイム】
・人生には『原則』というものが存在する。その原理原則(人としてのあり方・行動指針)に従って行動することにより、大きな効果を得ることができる
・原則とは自明的な自然の法則で、人間の良心に属するものであり、時や場所を問わず作用する
・原則とは正しい地図であり、永続的な価値を持っており、人間の行動に正しい方向性を与えてくれるガイドラインとなる
・原則に則した人生を送っている人は本能的に誰からも信頼される
・正しい原則に導かれているとき、個人も、家庭も、組織も成功する
・原則は時に「公平さ」「誠実」「正直」「人間の尊厳」「奉仕」「貢献」「可能性」「忍耐」「犠牲」「勇気」「誠意」「謙虚」「正義」「勤勉」「節制」などであらわされる
・原則は小手先のテクニックや行動などではなく、基礎的な真理であり、あらゆる物事に当てはめることができる

【インサイド・アウト】
・『インサイド・アウト』とは、より良い人生のために「自分自身の内面(インサイド)を変えることから始める」ということであり、「自分自身の根本的なパラダイム、人格、動機などを変えることから始める」ということ
・真の成功や問題の解決には近道はなく、その過程にはしかるべき努力とプロセスが必要
・深いレベルでの内面の力を養い、まず「自分」が変わる、「自分」がやる、「自分」がなる
・自分のパラダイムを疑う。「本当の自分はどうありたいのか、そのために今の仕事でよいのか、その問題を解決しても本当の自分に近づくのか」
・「アウトサイド・イン」の生き方をしている人は、被害者意識に悩み、自分のうまくいかない状況の責任を周りの人や環境のせいにする
・紛争の絶えない地域が抱えている根本的な問題は、アウトサイド・インという社会のパラダイムにある。彼らは問題が「外」にあると考えており、敵対相手が態度を改めるか、あるいはいなくなりさえすれば問題は解決すると考えている

人生の扉を開く「7つの習慣」
・人生において、『習慣』がいかに強力であるか。(毎日の習慣、習慣づける、勉強癖をつける等)
・習慣を育成するには「知識(何をするか、なぜするか)」と「スキル(どうやってするか)」と「やる気(実行したい気持ち)」が必要

【依存と自立と相互依存】
「依存」は「あなた(社会・会社・先生・同僚など)」というパラダイム:「あなた」が私の面倒を見てくれる。「あなた」がやってくれる。できないのは「あなた」のせいだ。
「自立」は「私」というパラダイム:「私」はできる。「私」の責任だ。「私」がやる。「私」が行動を決めている。
「相互依存」は「私たち」というパラダイム:「私たち」はできる。「私たち」は協力する。
・「相互依存」を達成している人は、ほかの人と深くかつ有意義な関係を築くことができ、彼らの持つ巨大な能力や可能性といった資源を自由に活用できる
・「相互依存」は「自立」した人しか選べない領域である

【私的成功と公的成功】
・「私的成功」とは「(社会や会社への)依存状態から自立すること」「自らで効果・影響を創り出すこと」
・「公的成功」とは「自立した人間が相互に依存すること」「自立した人間同士が協力し、一人で創り出す効果よりも高い効果を創り出すこと」
・世間や他人の影響から脱却することこそが「真の自立」

【P/PCバランス】
・P/PCバランスの原則(目標達成(Performance)と目標達成能力(Performance Capability))
黄金の卵(目的達成)を得るには、それを生み出してくれるガチョウ(目的達成能力)を育てなければならない
・金銭的な欲求、親子のコミュニケーション、組織の効率性、サービスなどに当てはめてみる
・黄金の卵のみを追い求めても支障をきたすし、ガチョウを育てることにのみ専念していても本末転倒になる
・例えば、健康のために毎日3、4時間ジョギングをしても、その伸びた寿命の十年間は結局ジョギングで費やされる(卵<ガチョウ)
・例えば、大学、大学院と学び続け、何の価値も生み出さない学生(卵<ガチョウ)
・例えば、お金のために昼も夜も働き、病気になり働けなくなった労働者(卵>ガチョウ)
・例えば、無理強いして自分の意見を押し通し、その結果お互いの関係がぎくしゃくする(卵>ガチョウ)
・「費用対効果」「時間対効果」を常に意識する

【変化の扉】
・誰も人を変えることはできない。「変化の扉」は自分の中からしか開けられない
・自己改善には忍耐強さが必要だが、それに勝る投資はない
・誰にでも簡単に手に入るものに価値はない。価値があるのは困難な道のりを経て手に入れたものである



■第二部 私的成功
第一の習慣 主体性を発揮する(自己責任の原則)

・自分の身に起こることに対して、自分がどういう態度を示し行動・反応するかは、自分自身で決めることができる(腹を立てるのも、許容するのも自分が選んだ反応)(自分の反応を選択する能力 Responsibility
・努力を怠らず、主体的な問題解決に向けて自らが率先してことを行う
・自らの言葉が「自己達成予言」になる(無理だと言えば無理だし、やれると言えばやれる)

【影響の輪と関心の輪】(非常に重要)
影響の輪
・自分の身の回りに起こることに対して、自分が影響されるのではなく、自分が周りの環境に対して作用して影響を及ぼす(作用するか、作用されるか)
自分がコントロールできないことではなく、自分がコントロールできる、影響を及ぼすことができる事柄に集中する(考えても解決しないこと、怒っても仕方のないことに関しては関与せず、自分自身ができることに集中する)
・より良いものを他に求めるのではなく、まず自分がより良くなる(社会や環境や他人が変わるのを望むのではなく、自分が変わる)
・失敗した時に、自分の間違いを認めて修正をはかる(MBA理論:スパイラル思考)
・主体性を発揮する習慣を養うには、自ら約束し、それを守ること

第二の習慣 目的を持って始める(自己リーダーシップの原則)
・自分のすべての行動を測るための尺度として、自分の人生の最後の姿(自分の葬儀の場面、参列者にどういう人生だったと述べてもらいたいか)を描き、それを念頭に置いて今日という一日を始めること
・成功だと思っていたもの(収入、地位)を達成しても、それらよりはるかに大事なもの(家族、人間関係)を犠牲にすることがある
・物事を始めるときは、まず目的を明確なイメージにして(設計図、事業計画、マーケッティング)、それから実際にそのイメージを実現していく(すべての成功は具体的な目標を思い描くことから始まる)
・スポーツや事業で成功している人のほとんどが、成功する場面のイメージトレーニングを行っている(ナポレオン・ヒル『思考は現実化する』)

【リーダーシップとマネジメント】
・自己リーダーシップとは自らの正しい方向を指し示すことで、マネジメントはそれらを効率よく達成させること

【ミッション・ステートメント(個人的な憲法、信条、行動指針)を書く】
・自らの役割と目標を書き出す過程で自分の考えが洗練される
・全員で作ることによって職場や家庭でも応用できる(人は他人の決めたことに決意しない)

・『原則』を生活の中心におく

第三の習慣 重要事項を優先する(自己管理の原則)
・第二の習慣を具現化し、自らの意志を発揮し、毎日の行動の瞬間瞬間において実行する(意志決定をし、行動する力)(周りの環境に左右されず、周りの環境に作用を及ぼし、自分の描いたビジョンを主体的に実行に移す能力)
・効果的な自己管理を行う(自主的に勉強をする、職場のクレーム処理:成功者たちの共通点は、成功していない人たちの嫌がることを実行に移す習慣を身につけていること)
・自分の感情を目的意識に服従させる
・優先課題を中心に、計画し実行する(仕事と父親などの役割の間で競合することもあるが、どちらかにノーと言える関係作りが必要)

【時間管理のマトリックス】(非常に重要)
時間管理のマトリックス
重要だが緊急でない活動を行う(自分を高めるための勉強など)
・重要でない活動に対してノーと言う(ノーと言うことを可能にしてくれる大きなイエスが必要)

【デレゲーション(委任する)】
・人や組織の成長を促すもっとも強力な方法のひとつ(店舗を任せてチェーン展開する等)
・すべて一人で行わず、積極的に人に仕事を委任する
・使い走りではなく完全なデレゲーション
・資源、能力、時間に対する選択と集中(MBA理論)

【時間管理のツール(フランクリン・プランナーなど)を使う】



■第三部 公的成功
相互依存のパラダイム

・公的成功のために、他人との信頼(人間関係)を築く必要がある(P/PCバランス)
・自分のパラダイムを現実にすり合わせ、ほかの人の意見やパラダイムに耳を傾け、より客観的で完成されたものの見方ができるようになる

【信用残高】(非常に重要)
・相手の立場を理解する、礼儀正しい行動、親切、正直、感謝、誠実、約束を守るなどの行動を通じてプールされる自分への信用(自分が行き詰った時に無理をいえる、ノーといえる関係)
・信用残高は、無礼な態度、話を遮る、無視、自分勝手、脅し、責任転嫁などで著しく減少する
・夫婦間、家庭、職場の関係を信用残高の視点で見つめ直す
・その場にいない人を弁護することは、その場にいる人との信頼を保つ
・信用残高を引き出してしまった時は、誠意をもって素早く心から謝る

・P(目標達成)への問題解決はPC(目標達成能力)の向上機会

第四の習慣 Win-Winを考える(人間関係におけるリーダーシップの原則)
・自分も勝ち、相手も勝つ、お互いが共に満足できる方法を考える
・「双方が満足できる結果があるはずだ」というパラダイムを持つ
Win-WinがどうしてもダメならNo Deal(取引しない)を選ぶ
・自分の立場を主張する「勇気」と、相手の話を聞いて感情移入をする「思いやり」のバランスを取る
・「公的成功」とは、他人を負かすという意味ではなく、「信用残高」に基づいて、関係づくりに成功して相互利益を生み出すこと
・マネージャーや従業員の評価システムにWin-WinとP/PCバランスを組み込む(売り上げだけでなく、従業員の育成がマネージャーの評価になる)
・競争から協力へ環境を変える

【豊かさマインド】
・すべての人を満足させることが可能であるというパラダイム
・欠乏マインドとは、他人が幸せになればなるほど自分が不幸になるという「ゼロ・サム・ゲーム」のパラダイム

第五の習慣 理解してから理解される(感情移入のコミュニケーションの原則)
・まず相手を理解するように努め、その後で自分を理解してもらうようにする
・感情移入をして人の話を深く傾聴する(結果的に信用残高を得る)
・多くの人は理解しようとしてではなく、答えようとして聞いている
・感情移入して、相手の話の内容を自分の言葉で言い表わし、相手の感情を会話に反映する
・一対一の機会・時間を設けコミュニケーションを図る

第六の習慣 相乗効果を発揮する(創造的な協力の原則)
・相乗効果とは、全体で生み出される効果が各々の和よりも大きくなる現象
・自分と他人の意見に相違が生じた時に、自分の意見のみを通すのではなく、他人の意見に折れるのでもなく、相乗効果を生み出せる「第三案」を探し出す。
・自分と他人との相違点を尊ぶ(それが人としての器の大きさ)
・自分のものの見方の限界を認め、ほかの人のパラダイムと考え方に接することによって得られる相乗効果



■第四部 再新再生
第七の習慣 刃を研ぐ(バランスのとれた自己再新再生の原則)

・人の持つ4つの資源(肉体、精神、知性、社会・情緒)を維持・再新再生させるという習慣。例として、運動(肉体)、価値観に対する覚悟・決意(精神)、読書(知性)、公的成功(社会・情緒)がある。
・継続した運動は第二領域に属し、精神・肉体を高め強い負荷に耐えられるようになる(肉体の再新再生)
・ミッション・ステートメントに基づいて自己リーダーシップを発揮する(精神の再新再生)
・定期的に優れた本を読む、価値のある文章を書く(知性の再新再生)
・感情的にならず、他人を尊び穏やかに接する(社会・情緒の再新再生)

再びインサイド・アウト
・占いや手相、血液型、風水などは自己達成予言となり、アウトサイド・インのパラダイムに書き換えられる
・売上(P)だけが企業目的ではなく、従業員が仕事を通じて成長し、協力し、より良いアイデアやサービスを生み出せる環境(PC)を大切にすること
・相手にレッテルを貼ることをやめて、常にフラットな視点で見る
・今まで受け継いできた良い習慣は残し、悪い習慣は自分が変えて、次の世代に引き継いでいく


【関連記事】
「原因」と「結果」の法則 - ジェームス・アレン
自助論-スマイルズ

【メモ】
・スマイルズの『自助論』にも「天は自ら助くる人を助く」とあるように、「なりたい自分になる」ためには「自らが道を切り開いていく」ことが重要
・「自分の主人は自分である」と言い聞かせて、「自分が決めたことに自分が従う」
・アウトサイド・インでは自分が他人や環境に振り回されるだけ
・嫌なことがあっても、自分の「意識・生活の中心」にもってこない。それをどう思うかは自分で「選択」できる
・俗っぽい低レベルのトラブルから一歩引いて「孤高」を保つ
・言葉は選んで使う。自分の発した「負の言葉(文句、悪口、ねたみ、嫌味など)」に自分が侵されていく
・例え失敗に終っても何度でも立ち上がる
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